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在学生

ゼミで地域活性化のあり方を探求。公務員として地域密着型のまちづくりに携わりたいです。

政経学部 政治行政学科 2年 山本 夏実

政経学部に進学しようと思った理由を教えてください。

まちづくりや地方創生に興味があり、特にまちづくりの中心を担っている行政がどのような働きをしているのかを詳しく学びたいと思ったからです。私は一般行政職の公務員として国家や地方の行政に携わりたいと考えていたため、実務経験のある先生方が多く、公務員試験対策が充実していることにとても魅力を感じました。また、教育学科ではなくても教員免許を取得することができる点も魅力の一つです。行政職の公務員を目指してはいましたが、人に教えることが得意だったことと、若い世代に政治やまちづくりに興味を持ってもらうために何かしたいと思っていたことから、教師という選択肢も考えていたからです。

いま一番興味?関心を持って学んでいるテーマや分野、科目は何ですか。

興味を持っている分野は地方自治入門や地方分権論といった地方行政に関する分野です。将来、地方創生に関わる仕事に携わりたいと考えているため興味を持つようになりました。また、政治学原論では、より良い社会をいかに作っていくことができるのかについて考えていくことができるため、興味を持って学習しています。現代と古代の民主主義を比較しながら学ぶことで、より自分の考えを深めていくことがでいることに魅力を感じています。

学年を重ねることで、どのような成果、成長を遂げ、ステップアップできていますか。

行政での実務経験のある先生方の授業で実際の課題などを学ぶことで、将来の進路を考える上で自分が何をしたいのかを具体的に考えることができるようになっていると思います。また、大学での学びから、地元の行政についてもっと知りたいと思うようになったことで、まちづくりを行っている方々と交流し、学びを深めていくことができていると思います。特に、地元の市役所の方々から政策の実態を伺い、まちづくりについて意見交換をすることができたのは、授業を通して地方行政についての知識を身に付けることができていたからだと感じています。

研究室?ゼミではどのような活動を行っていますか。

大学周辺の商店街で開催されるイベントへの参加を通して商店街の活性化のあり方について探求しています。地方創生やまちづくりについて学習しながら、実際に商店街のイベントや小学校の学校開放のお手伝いをすることで地域に目を向け、どのような方法で活性化を進めていくべきなのかを考えることができていると思います。梅ヶ丘商店街のハロウィンイベントでは子どもたちが楽しんでくれるようなスタンプラリーをゼミ生で協力しながら作っています。私はゼミ長を任されており、地域の方と直接対話する機会にも参加させていただけているため、将来自分で地域活性化を進めていくときにこの経験を活かすことができると考えています。

卒論など、今後についてお聞かせください。

将来は市役所や区役所といった行政機関で、地域の方々と直接触れ合い、意見を交わしながら、地域密着型のまちづくりを行っていきたいと考えています。また、社会での実務経験を積んだのちに、教師として子どもたちにまちづくりや地方創生について教えることで、若者が積極的に参加できる、持続可能な地域づくりに貢献したいと思っています。そのために、教員免許の取得に励んでいます。そして、卒業論文では、教育におけるまちづくりのあり方、または、若者の地域参画と主体性について研究することで、将来に繋げていきたいと考えています。

国士舘大学で学んだことで成し遂げられた夢、または必ず成し遂げたい夢を教えてください。

国士舘大学で学んでいくことで、よりよい社会やまちをつくっていくための方法や考え方などの多くの知識を身に付け、政策提言を行えるようになりたいです。様々なまちの現状や政策について学んでいく中で、自分なりに「こういった政策があったらよいのではないか」と考えるようになりました。そのため、大学でより深く学習し、現地での調査を行うことでまちの方々と一緒になってまちづくりをしていきたいと思うようになりました。

国士舘大学をめざす受験生へのアドバイス、メッセージをお願いします。

私は自分の興味があることが学べるから政治行政学科に入学しました。進路決定において、自分の興味関心を知ることが一番大切です。自分が学びたいことは何かを考えて進路を決定することで、充実した大学生活を送ることができると思います。受験勉強はつらいかもしれませんが、きっとあなたにとって最善の道がひらけると思います。最後まで諦めずに頑張ってください。



掲載情報は、2024年のものです。